漫画・アニメ・ゲーム由来のライブ・エンタテインメント市場が好調/ぴあ総研が調査結果を公表

2017年09月01日

ぴあ総研が、アニメ関連ライブ及び2.5次元ミュージカル市場動向に関する2016年の調査結果を公表しました。

本調査では、アニメ関連ライブ(アニメソング、ゲームソング、声優による音楽公演)と2.5次元ミュージカル公演(2次元の漫画・アニメ・ゲームを原作とする3次元の舞台コンテンツの総称)の年間チケット販売額を推計しています。
※2016年1月~12月に開催されたイベントが対象。

■ アニメ関連ライブ市場について

2016年のアニメ関連ライブ市場規模は247億円と推計され、前年比66.9%増の好調な成長をみせました。公演回数は1,967回(前年より700回増)、動員数は310万人(前年比61.2%増)といずれも増加しています。「Animelo Summer Live」や「アニメJAM」といった毎年開催される大型イベントが多くの参加者を集めているほか、アニメの主題歌を歌うアーティストや声優によるライブの人気も続いています。最近はアイドルアニメの登場人物による劇中歌もヒットしており、2016年には、アニメ「ラブライブ!」の声優ユニットによる東京ドーム公演や、アニメ「うたの☆プリンスさまっ♪」で声優を務める寺島拓篤、鈴村健一、谷山紀章、宮野真守らによる大規模ライブ、アニメ「マクロスΔ(デルタ)」の劇中ユニット「戦術音楽ユニット ワルキューレ」のフルメンバーによる初ライブなども開催されています。

■ 2.5次元ミュージカル市場について

2016年の2.5次元ミュージカル市場規模は129億円。前年比24.0%増と順調な推移を続けています。タイトル数は133本(前年より10本増)、公演回数は1,889回(前年より229回増)、動員数は150万人(前年比13.6%増)といずれも増加。2016年は、「テニスの王子様」「刀剣乱舞」をはじめとするヒット・シリーズ作に加え、「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」が全国5ヶ所のアリーナで大々的に開催されたことが、2.5次元ミュージカル市場の拡大につながりました。

※2.5次元ミュージカル市場の調査結果の詳細データはこちら

漫画・アニメ・ゲームを原作とするライブ・エンタテインメントコンテンツは、多様化しながら好調に推移しており、2017年もこのトレンドの延長線上で推移するとみられます。

201708ぴあ総研_好調なアニメ由来ライブ市場グラフ.jpg

なお、ぴあ総研では、2000年からライブ・エンタテインメント市場調査を継続しており、日本で唯一のライブ・エンタテインメント市場全体を捉える統計調査として信頼をいただいております。2011年からは、その主旨に賛同する業界団体・企業によって構成される「ライブ・エンタテインメント調査委員会」が同調査の実施を引き継ぎ、ぴあ総研が同委員会から委託をうけて行っております。

2016年のライブ・エンタテインメント市場全体の調査結果につきましては、『2017 ライブ・エンタテインメント白書』としてまとめて、9月15日に発行予定です(電子書籍版は10月上旬予定)。

【電子書籍『2016ライブ・エンタテインメント白書』概要】
刊行:2017年10月上旬予定 
予価:20,000円(税別) 
発行:ライブ・エンタテインメント調査委員会
販売サイト:kindle、kobo、bookstoreほか