ぴあ全従業員を対象に譲渡制限付株式(RS)付与を実施します

2017年11月09日

IR情報

本日開催の取締役会において、今年5月にすでに導入を決議している譲渡制限付株式(リストリクテッド・ストック=RS)付与制度を、当社全従業員に対して実施するため、新株式発行を行うことを決議しましたのでお知らせいたします。

2017年12月8日に、3年以上勤務する正社員、及びそれに準じる者、当社子会社の取締役と従業員335名を対象に、1人あたり300株を付与します。今回発行する株式数は100,500株、発行価額の総額は555,765,000円となります。
※詳細はこちらをご確認ください。

なお、当社のRS付与の実施は、すでに8月に当社役員に実施しておりますが、今回は対象となる全ての従業員335名への株式の付与となり、これまでの事例よりも圧倒的に多く、この規模での実施は上場企業としては初めてのこととなります。


【ぴあのRS付与制度とは?】

ぴあは、2017年5月に、3年以上勤務する執行役員、正社員、及びそれに準じる者等に対して当社の企業価値の持続的な向上を図るインセンティブを付与するとともに、株主の皆様と一層の価値共有を進めることを目的として、当社の社員を対象に、譲渡制限付株式付与制度を導入することを決議しました。

勤続3年以上の正社員、及びそれに準ずる者等を対象に、年次に関わらず300株のぴあ株式を付与する制度です。ただし、5年間は株を売買できません。

RS制度を既に導入済みの企業もありますが、金額は少額。また、役職の高さと配布株数を連動させている企業が多い中で、ぴあの取り組みの特徴は以下となります。

全社員向けに実施
②3年目以上の若手社員から執行役員まで、一律に付与
③RS付与対象者の社員が335と、これまでの事例よりも圧倒的に多くこの規模での導入は上場企業初

※RS付与制度とは…
役員や従業員に報酬として無償で付与されるものの、一定期間その株式の処分や売却が制限(禁止)される株式のこと。そして一定期間の経過(多くの場合は、勤務の継続が要件となる)を条件に制限が解除され、役員・従業員はその株式を自由に売却して金銭を得ることができる株式制度のこと。

【導入の背景】

ぴあの企業理念に共通していると感じ、RS制度の導入を決定しました。ぴあは今年で創業45周年を迎えますが、それを機に、「ひとりひとりが生き生きと」という企業理念(=PIA IDENTITY)の具現化をより一層推進し、「社会の公器」としての役割を果たすため、ぴあのステークホルダー(顧客・取引先・従業員・地域社会・株主)へ向けた様々な施策に積極的に取り組んでいきます。そのためには、経営陣ならびに正社員他全員がその目的を共有し、“Our Company PIA”の意識をもって、一致団結すべきと考えていまず。そのぴあの“あるべき姿”を体現するための取り組みの一つが、RS導入なのです。
全社員が、長期保有株主の方々と同じ目線を持って日々の業務にあたり、ぴあ社の長期的経営基盤の盤石化を図ります。またぴあが企業活動を通して、世の中に、社会に、どのように存在し続けていくべきか、まさに「会社の在りよう」を社内外に示していくための取り組みと考えています。

【ぴあの「在りよう」を表す、2017年度の取り組み】

①PFFの社団化や、チームスマイル活動の継続
 ・社業を通じて社会的課題の解決に貢献するCSR活動の具現化と継続
 ・ぴあからの10億円の基金をもとにPFF(ぴあフィルムフェスティバル)を社団化
 ・チームスマイル「“わたしの夢”応援プロジェクト」を継続して展開中

②お客様の利便性や信頼度の向上、エンタメ業界の抱える課題の解決
 ・既存事業のサービス拡充や実証実験、公式リセールサイト「チケトレ」の運営
 ・首都圏のホール・劇場不足問題の解決策として、横浜・みなとみらいに新アリーナを開設
 ・これまでのオリンピックやサッカーW杯などの知識や経験を活かし、ラグビーW杯をはじめとする世界的規模のスポーツイベントでのチケッティング業務を受託

③施策の推進を支える“共同体意識”の醸成
 ・組織運営の基盤となる「働きやすい職場環境」の整備
 ・全社員へのRSの付与と長期保有株主(全株主の1/3の約9,000人が10年以上保有)に対する優待

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