2021年度第1四半期決算のQ&Aを掲載しました
2021年08月12日
Q:売上高が昨年とほぼ同じですが、現状でも昨年レベルの厳しい状況が続いているということですか?(2021.8.12)
A:昨年の第1四半期は集客イベントがほとんど行われていない最も厳しい状況でしたが、今年はこれまでの実績を踏まえ、徹底した感染防止策を施しながら、ライブや舞台などが開催されており、当社のチケット販売売上も持ち直しつつあります。しかし、売上高が昨年と比べてほぼ同額に見えるのは、当第1四半期より、連結累計期間の売上高が純額に変更されたためです。当該基準を適用しなかった場合の売上高は233億8百万円であり、対前年同四半期比では187億18百万円(対前年同期比407.7%)の増加となっております。(詳細は、決算短信7ページ「会計方針の変更」をご参照ください。)
緊急事態宣言の再発出でイベントの開催制限が再び強化されるなど、依然として厳しい環境にありますが、今後、この開催制限が漸次緩和、解除されるにつれて、売上も回復基調へと大きくシフトしていくものと考えております。
Q:財務状況について教えてください。(2021.8.12)
A:コロナの影響下での当社の資金状況については、現預金残高は安定的に推移し、6月末の現預金は158億円と、3月末比で7億円程度増加しており、事業継続に必要な資金は十分に確保されています。引き続き、全社経費の縮減やライブストリーミング配信事業の強化などを継続するとともに、自己資本の増強などにより、中長期的な財務基盤の強化を行っております。なお、純資産は、第三者割当増資による資本金及び資本剰余金の増加と親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により、前年度末と比較して7億95百万円増の27億5百万円となりました。
Q:2021年度の通期業績の想定について教えてください。(2021.8.12)
A:度重なる緊急事態宣言の発出などにより、現時点で合理的な算定が困難なことから、2022年3月期連結業績予想については、本日時点では未定となっております。今後の政府のイベント緩和方針などを踏まえ、見通しが立った時点で、速やかに通期業績開示をいたします。