2021年度決算のQ&Aを掲載しました

2022年05月12日

IR情報

Q:第3四半期は黒字だったのに、結果として約8億円の赤字着地になったのはなぜですか?(2022.5.12)
A:秋以降、ワクチン接種の促進、感染者数の減少に伴う経済活動の回復とともに市場も好況に転じ、構造改革等も奏功し、第3四半期には当社も2年ぶりの完全黒字化を達成しましたが、年明け以降からのオミクロン株の急速な感染拡大による、まん延防止等重点措置の再発令の影響で、イベントの開催制限や外国人の入国規制が再び強化され、市場の回復も足踏みを余儀なくされました。第4四半期においても市場の回復が続くものと想定し、通期での黒字化を目指しましたが、まん延防止等重点措置の長期化により大規模イベントの発売延期が相次ぎ、本格的な復調は2022年度に持ち越しとなりました。結果として、第3四半期には旧基準売上で390億円規模まで回復するも、第4四半期には再び330億円に縮退、経常損益ベースで約8億円の赤字着地となりました。ただし、第3四半期に続き、第4四半期単独でも、営業損益、償却前営業損益のいずれも黒字を達成しており、業績回復基調を確認できております。

Q:財務状況について教えてください。(2022.5.12)
A:キャッシュフローについて、下期以降は急速に改善し、期末残高は借入とほぼ同水準の240億円余りとなり、特に営業キャッシュフローは前年差約350億円の大幅増となりました。借入金の返済も着実に進捗していて、今後の市場の回復と集客エンタメイベントの復調は明らかであり、来期以降の業績回復を見据え、税効果を積み増ししています。各銀行との財務制限条項も年度内に修正を完了しており、GCに関する注記もありません。

Q:ぴあアリーナMMの稼働状況は?(2022.5.12)
A: 感染の再拡大への不安感は完全には払拭されず、イベントへの動員・集客はコロナ禍以前の勢いには至らぬものの、ぴあアリーナMMの稼働率(予約率)も堅調で、市場の回復とともに収益の改善が見込まれています。

Q:2022年度の業績の見通しについて教えてください。配当や株主優待は行われるのでしょうか。(2022.5.12)
A:2023年3月期の連結業績は、売上高350億円(旧基準1,600億円)、営業利益7億円、経常利益4億円、親会社株主に帰属する当期純利益3億円となる予想です。「ライブ・エンタテインメント白書」(昨年9月発行)の市場規模将来推計によれば、2023年にはコロナ禍前の水準を上回る回復が予想されることを前提に、2023年度(2024年3月期)の当社業績は、2018年度の売上高約1,800億円(旧基準)、営業利益約14億円)を上回る水準を目指します。

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