ドイツが誇る写真家トーマス・ルフの日本初となる本格的な回顧展が開催中
2016年09月21日
現在、東京国立近代美術館にて、ドイツが誇る世界で最も重要な写真家のひとり、トーマス・ルフの日本初となる本格的な回顧展「トーマス・ルフ展」が11月13日(日)まで開催中です。
写真の持つ「情報」と「表現」という役割に新機軸を持ち込み、新しい可能性を切り開いてきたトーマス・ルフ。本展覧会は、作品選択や展示構成にルフ自身が参加。初期の作品である「Interieurs」、ルフの評価を高めた高さ2メートルを超える作品「Porträts」、少年時代からの宇宙への関心を背景とする「cassini」や「ma.r.s.」、インターネット時代の視覚・情報空間を問う「nudes」や「jpeg」など、東京会場では全18シリーズ、約125点の作品を展示します。中でも、読売新聞社から提供されたプレス写真を使用した最新作「press++」シリーズは世界初公開となります。
ルフは本展についての記者発表で「今回の展覧会では、アナログ時代からセミ・デジタル時代を経て、完全なデジタルに至るまでの、写真の変移の全容をご覧いただけると思う。写真のテクノロジーはこれからも飛躍、発展することは間違いない。すばらしい未来が拓かれていることを確信している」と語っています。
好評開催中の本展のチケットは、チケットぴあにて発売中です。
芸術の秋に、現代の写真表現をリードしてきたトーマス・ルフのユニークな作品世界をご堪能ください。
なお、ぴあは本展覧会の主催者の一社として携わっています。
【イベント概要】
「トーマス・ルフ展」
期間:2016/8/30(火)~11/13(日)
会場:東京国立近代美術館(東京都)
- 「トーマス・ルフ展」の公式サイトはこちら別ウィンドウ
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