「第3回大島渚賞」藤元明緒監督に決定! 4/3に開催される記念上映会のチケットが発売開始!
2022年03月18日
PFF(ぴあフィルムフェスティバル)が2019年に創設した映画賞「大島渚賞」。第3回受賞者として、ベトナム人女性労働者たちを描く長編第二作『海辺の彼女たち』が昨年公開され話題を集めた、藤元明緒(ふじもと・あきお/33歳)監督に決定しました。
本賞は、映画の未来を拓き、世界へ羽ばたこうとする、若くて新しい才能に対して贈られる賞です。かつて、大島渚監督が高い志を持って世界に挑戦していったように、それに続く次世代の監督を、期待と称賛を込めて顕彰します。審査員長の坂本龍一氏、審査員の黒沢清監督、荒木啓子PFFディレクターの3名による討議により選ばれます。第1回は、「鉱 ARAGANE」「セノーテ」が世界各国で高い評価を受けるなど、次々に新たな作品を生み出している小田香監督が受賞。昨年の第 2 回は、「該当者なし」という結果に至っています。
4月3日(日)に、東京・丸ビルホールで、記念上映会を実施いたします。チケットは、3月19日(土)午前10時より、チケットぴあにて発売となります。
「第3回大島渚賞」受賞者:藤元明緒監督
1988年、大阪府生まれ。ビジュアルアーツ専門学校大阪で映画制作を学ぶ。在日ミャンマー人家族を描く初長編「僕の帰る場所」(2018年)が東京国際映画祭をはじめ33の国際映画祭で上映。2021年、ベトナム人技能実習生を描く長編第二作「海辺の彼女たち」を公開。同作品で2021年度「新藤兼人賞」金賞、TAMA映画賞最優秀新進監督賞など多数の映画賞を受賞。新作短編「白骨街道 ACT1」が、4月に特集企画「映画を観て、ミャンマーを知る Vol.2」の上映作品として劇場公開される。
【第3回大島渚賞 記念上映会】
「大島渚賞 記念上映会」では、受賞監督作品と大島渚監督作品を上映します。
昨年公開され、数々の映画賞にも輝いた藤元明緒監督の「海辺の彼女たち」。大島渚監督作品は、1969年のカンヌ映画祭監督週間で上映され、国際的評価の皮切りとなった「絞死刑」の2作品を予定。上映後には、藤元明緒監督、黒沢 清氏、大島 新氏(大島渚監督のご子息であり、「なぜ君は総理大臣になれないのか」「香川1区」を監督)、MC荒木啓子(PFFディレクター)によるトークショーが行われます。
日時:2022年4月3日(日) 13時開映
会場:丸ビルホール (東京都千代田区丸の内2-4-1丸ビル7階)
チケット:チケットぴあにて、3月19日(土)午前10時より発売 (会場でのチケット販売はありません)
料金:一般 2,500円、学生 1,500円
上映ラインナップ(※予定):
「海辺の彼女たち」
「絞死刑」
トークショーゲスト:
藤元明緒監督、黒沢清氏(映画監督)、大島新氏(ドキュメンタリー監督)、MC・荒木啓子(PFFディレクター)
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