李相日、荻上直子、石井裕也に続く、新たな才能!スカラシップ最新作「裸足で鳴らしてみせろ」第43回PFFにてお披露目上映!
2021年08月05日
映画の新しい才能の発見と育成をテーマに1977年にスタートした映画祭「ぴあフィルムフェスティバル」。第43回となる今年は、9月11日(土)から東京・国立映画アーカイブにて開催いたします。
本映画祭のオープニング上映として、PFFスカラシップ最新作「裸足で鳴らしてみせろ」のお披露目が決定しました。
「PFFアワード」の受賞監督からオリジナル企画を募り、毎年1名を選出する「PFFスカラシップ」。PFFが企画、製作、劇場公開までをトータルにプロデュースし、これまで、園子温、橋口亮輔、矢口史靖、李相日、荻上直子、内田けんじ、石井裕也など、第一線で活躍する監督たちの商業映画デビュー作を世に送り出してきました。
第27回PFFスカラシップの権利を獲得したのは、「PFF アワード2018」グランプリを受賞後、全国10か所を超える劇場で公開された「オーファンズ・ブルース」の工藤梨穂監督。「裸足で鳴らしてみせろ」では、盲目の養母のために“世界の音”を届けようとする2人の青年の関係を丁寧に紡いだ切ない人間ドラマを完成させました。
お披露目上映(9月11日)では、監督&キャストによる舞台挨拶も予定しています。ご期待ください。
工藤梨穂監督からコメント
ラストシーンが頭に思い浮かんだ時からずっと「この光景を誰かに観てほしい」というどうしようもなく強い欲望に取り憑かれて、この映画を撮りました。
私自身は撮影中、明日も明後日も同じように撮れるものではない、この瞬間を逃したらもう二度と捉えることのできないようなものを目の当たりにして映画を撮ることへの恐ろしさを改めて感じました。
人が生涯忘れられないような映画を作ることを目指して、素晴らしいキャストとスタッフに携わってもらい、今の自分にできる全てを注いだつもりです。
「裸足で鳴らしてみせろ」が誰かの脳裏で反芻され続ける映画であるようにと切に願っています。
大変な状況下ではありますが是非観に来てください、と言わせてください。
第27回PFFスカラシップ作品
「裸足で鳴らしてみせろ」
(C) PFF パートナーズ、一般社団法人 PFF
監督・脚本:工藤梨穂
出演:佐々木詩音、諏訪珠理、伊藤歌歩、甲本雅裕、風吹ジュン
「第43回ぴあフィルムフェスティバル」開催概要
日程:9月11日(土)~25日(土) *月曜休館
場所:国立映画アーカイブ(京橋)
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