池松壮亮さんら5名が決定!映画監督の登竜門「PFFアワード2021」最終審査員発表!

2021年09月01日

CSR活動

「PFFアワード2021」最終審査員
「PFFアワード2021」最終審査員

9月11日(土)から東京・国立映画アーカイブにて、新型コロナウイルス感染拡大予防を徹底して「第43回ぴあフィルムフェスティバル」が開催となります。

映画祭のメインプログラムであるコンペティション部門「PFFアワード」は、映画監督の登竜門として、世界で活躍する黒沢清、諏訪敦彦、園子温、塚本晋也、李相日、荻上直子、石井裕也など、これまでに160名を超えるプロの映画監督を送り出してきました。

本年は489本の応募から入選を果たした18作品が、映画祭でグランプリ他各賞を競います。(グランプリは賞金100万円です。)

その賞を決定する本年の「最終審査員」5名をお知らせいたします。映画監督を含むクリエイターで構成され、毎年違う顔ぶれとなっています。賞は数時間にわたる討議の末に決定し、9月24(金)の表彰式にて、この最終審査員より発表されます。


▼「PFFアワード2021」最終審査員 5名 * 50音順。敬称略。
池松壮亮(俳優)
 主な出演作品:「宮本から君へ」(19年)、「夜空はいつでも最高密度の青色だ」(17年)
今泉力哉(映画監督)
 主な監督作品:「街の上で」(21年)、「愛がなんだ」(19年)
柴崎友香(作家)
 主な作品:「春の庭」(14年・芥川賞)、「寝ても覚めても」(10年・18年に映画化)
岨手由貴子(映画監督)
 
主な監督作品:「あのこは貴族」(21年)、「グッド・ストライプス」(15年)
 ※「マイム マイム」(アワード2008準グランプリ)、「コスプレイヤー」(PFFアワード2005入選)
高田亮(脚本家)
 主な脚本作品:「まともじゃないのは君も一緒」(21年)、「そこのみにて光輝く」(14年)、アニメ「映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」(20年)


【最終審査員の選ぶ3賞5作品】グランプリ、準グランプリ、審査員特別賞(3作品)
【PFFオフィシャルパートナー、観客の選ぶ賞】エンタテインメント賞(ホリプロ賞)、映画ファン賞(ぴあニスト賞)、観客賞


▼「PFFアワード2021」18作品(詳細はこちら
※作品名50音順。上映時間、年齢、職業(学校名)は応募時のものです。敬称略。
「愛ちゃん物語♡」91分 監督:大野キャンディス真奈(22歳/東京都出身/東京藝術大学 美術学部油絵科)
「苺のジャムとマーガリン」10分 監督:宮永咲弥花(18歳/埼玉県出身/埼玉県立芸術総合高等学校 映像芸術科)
「壁当て」10分 監督:井上朝陽(19歳/大阪府出身/ビジュアルアーツ専門学校 大阪)
「巨人の惑星」25分 監督:石川泰地(25歳/東京都出身/フリーター)
「帰路」19分 監督:高橋伊吹(18歳/愛知県出身/瑞陵高校)
「グッバイ!」31分 監督:中塚風花(20歳/滋賀県出身/会社員)
「県民投票」92分 監督:大場丈夫(38歳/茨城県出身/会社員)
「五里霧中」40分 監督:曽 子明(26歳/中国出身/武蔵野美術大学 造形学部映像学科)
「サイクルレース」5分 監督:倉澤紘己(21歳/東京都出身/武蔵野美術大学 造形学部映像学科)
「Journey to the 母性の目覚め」5分 監督:岡田詩歌(25歳/東京都出身/東京藝術大学大学院 映像研究科アニメーション専攻)
「転回」14分 監督:岩﨑敢志(24歳/愛知県出身/フリーター)
「ばちらぬん」61分 監督:東盛あいか(23歳/沖縄県出身/京都芸術大学 映画学科)
「Parallax」34分 監督:野辺ハヤト(49歳/埼玉県出身/フリーランス)
「豚とふたりのコインランドリー」22分 監督:蘇 鈺淳(26歳/台湾出身/東京藝術大学大学院 映像研究科映画専攻)
「距(へだ)ててて」78分 監督:加藤紗希(31歳/愛知県出身/俳優・振付師)
「みなみとあした」22分 監督:林崎征大(22歳/東京都出身/武蔵野美術大学 造形学部映像学科)
「夜の帳につつまれて」70分 監督:松林悠依(23歳/三重県出身/早稲田大学 人間科学部)
「ROUTINE」21分 監督:宮原拓也(28歳/東京都出身/映像作家)

<入選作品データ>
【入選数】18本【年齢】平均:25.4歳 最年少:18歳 最年長:49歳
【上映時間】平均:36.1分 最短:5分 最長:92分

<応募全体データ>
【応募数】489本【年齢】平均:31.3歳 最年少:18歳 最年長:64歳
【上映時間】平均:33.7分 最短:2分 最長:149分

<入選作品が決まるまで>
1次審査(3月中旬~4月下旬)「1作品を3名が必ず最初から最後まで、1分1秒もらさず観る」というルールのもと、全作品をセレクション・メンバー16名で手分けして鑑賞。1次審査会議では、鑑賞した3人の審査員が他のメンバーにぜひみせたい作品を推薦し「1次通過作品」を決定。2次審査(4月下旬~6月下旬)「1次通過全作品」をセレクション・メンバー全員が鑑賞。2次審査会議では、丸2日間かけて全員で合議を行います。個々の作品に対する、セレクション・メンバーの想いが溢れる、白熱した会議が毎年繰り広げられます。
最終的なプログラミングはセレクションに参加しているPFFディレクターに委ねられ、入選作品が決定します。


映画祭チケットは、8月28日(土)午前10時より、チケットぴあにて発売となります。新型コロナウイルス感染拡大予防のため、定員の50%の座席数を販売いたします。

「PFFアワード2021」18作品は、ふたつのプラットフォームでもオンライン配信されます。配信サイト「DOKUSO映画館」と「U-NEXT」で、PFFアワード2021全18作品をオンライン配信いたします。観客賞の投票は、国立映画アーカイブの会場に加え、「DOKUSO映画館」でも実施します。また、配信は映画祭終了後の10月31日(日)まで継続します。


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「第43回ぴあフィルムフェスティバル」開催概要
日程:9月11日(土)~25日(土) *月曜休館
場所:国立映画アーカイブ(京橋)



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