李相日、荻上直子、内田けんじ、石井裕也監督など11作品を上映!台湾・高雄市でPFF特集が開催中

2017年04月12日

CSR活動

PFF特集「日本爆裂。獨立時代- PIA影展映畫大賞」
PFF特集「日本爆裂。獨立時代- PIA影展映畫大賞」

4/8(土)~5/14(日)の約1か月間にわたり、台湾第2の都市・高雄市にて、PFFの特集「日本爆裂。獨立時代- PIA影展映畫大賞」が開催中です。

本イベントは、台湾で最も映画に力を入れている高雄市が運営する映画の総合施設・高雄市電影館の企画により、李相日監督、荻上直子監督、内田けんじ監督、石井裕也監督などの、PFFアワード入選作品やPFFスカラシップ作品等の関連作11本が上映されます。

●台湾で高まる自主映画熱!「PFF特集」実現に至る経緯
PFF&ベルリン国際映画祭&香港国際映画祭の共同プロジェクトとして昨年から世界巡回を行っている、8ミリ映画特集「8ミリ・マッドネス!!」が、各地で盛況に続いています。昨年10月の高雄映画祭で上映された同企画でも、観客から大きな反響が起こり、自主映画の歴史が長い日本映画に注目が集まってきています。この「8ミリ・マッドネス!!」企画の成功を機に、過去には今村昌平監督、大島渚監督らのフィルム上映特集を行ってきた高雄市電影館で、今回PFFの特集が行われることになりました。
現在、日本でも大きな話題になっている「牯嶺街少年殺人事件」のエドワード・ヤン監督や、「悲情城市」のホウ・シャオシェン監督らは日本映画を愛する監督たちでした。もしかすると、今回の特集で日本の自主映画を体験した人々により、かつての台湾ニュー・ウェーブ勃興時のように、未来の台湾映画が変わっていくかもしれません。

自主映画熱が高まる台湾国内において注目を浴びている本特集、台湾へ滞在計画のある方は、ぜひ生で現地の盛り上がりを体感してください!



PFF特集「日本爆裂。獨立時代- PIA影展映畫大賞」
【日程】4月8日(土)~5月14日(日)
【会場】高雄市電影館(台湾) ほか
【上映作品】
「BORDER LINE」(監督:李 相日/2002年)
「バーバー吉野」(監督:荻上直子/2003年)
「運命じゃない人」(監督:内田けんじ/2004年)
「川の底からこんにちは」(監督:石井裕也/2009年)
「恋に至る病」(監督:木村承子/2011年)
「いさなとり」(監督:藤川史人/2015年)
「Her Res~出会いをめぐる三分間の試問3本立て~」(監督:山戸結希/2012年)
「おとぎ話みたい」(監督:山戸結希/2014年)
「山守クリップ工場の辺り」(監督:池田 暁/2013年)
「かしこい狗は、吠えずに笑う」(監督:渡部亮平/2012年) 
「花に嵐」(監督:岩切一空/2016年)
「ヴァニタス」(監督:内山拓也/2016年)

内田けんじ監督「運命じゃない人」(C)PFFパートナーズ
内田けんじ監督「運命じゃない人」(C)PFFパートナーズ
石井裕也監督「川の底からこんにちは」(C)PFFパートナーズ
石井裕也監督「川の底からこんにちは」(C)PFFパートナーズ

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