チケット販売サービス「チケットぴあ」のWeb APIを公開 公演情報・販売機能を他サイトに提供
2011年05月09日
ぴあ株式会社は、5月9日(月)よりチケット販売サービス「チケットぴあ」のWeb API(注)を法人向けに公開し(有料)、他サイトへの公演情報・チケット販売機能などの提供を開始いたします。
(注)APIはアプリケーション・プログラム・インターフェイス(Application Programming Interface)の略。
アプリケーションの開発者が、他のハードウェアやソフトウェアの提供している機能の一部を簡単に
利用できるようにするインターフェースのこと。Web APIとは、Webサイトなどの開発のためにイン
ターネット経由で利用できるAPIを指す。
今般開始するWeb APIは、「検索系API」および「購入系API」の2種類です。「検索系API」は「チケットぴあ」に登録されたチケットの情報、アーティスト情報、会場情報を提供するもので、サービス利用者は"エリア""ジャンル""キーワード"等の条件で指定し、取得した情報をWebサイトにて表示することができます。また、「購入系API」は、「チケットぴあ」で提供する決済手段や引き取り方法を使いチケット販売機能を提供するもので、サービス利用者の会員向けチケット販売や、アンドロイド・iPhoneアプリなどでのチケット購入も可能になります。なお、チケット販売会社でAPIを公開するのはぴあが初めてとなります。
ぴあはこれまで興行主催者等に対し、ぴあのチケッティングシステムをASP(Application Service Provider)にて提供し専用のWebサイトを構築するなど、他社のチケット販売のサポートを行なってまいりました。また、他社Webサイトには、「チケットぴあ」の情報を都度ファイル形式で配信し公演情報等を表示しておりました。今般APIを公開することで、「チケットぴあ」のコンテンツやチケット販売機能をより短期間、かつ簡便な方法で提供することが可能となるため、同サービスがチケット販売窓口の更なる拡大に繋がるものと期待しています。
なお、同サービスは、株式会社博報堂DYグループと株式会社ゼンリンデータコムが共同で設立した新会社Media JUMP(メディアジャンプ)が提供する、ユーザーの嗜好等に合わせてレジャー情報を提供するPC・スマートフォン向けWebサービス(2011年夏頃開始予定)への導入が決定しております。
【 「チケットぴあ Web API」サービス概要 】
公開日:2011年5月9日(月)
利用料:有料・月額制
※「検索系API」、又は「検索系API」+「購入系API」での契約となります
(機能項目単位の料金は設定しておりません)。
各APIの概要: