チームスマイルのイベント出演アーティストが、TOKYO2020で大活躍しました
2021/09/13
今年7月23日から8月8日まで17日間のオリンピック、8月24日から9月5日まで13日間のパラリンピックは、コロナ禍で心が晴れない日々を過ごす全世界の人たちへ、希望と夢と喜びを与えてくれました。
今回のオリンピック/パラリンピックには、チームスマイルが2016年5月から継続しているイベント“わたしの夢”応援プロジェクトに出演した、たくさんのアーティストが参加しています。そのすばらしい活躍を、ここにご紹介しましょう。
まず、オリンピックから。開会式では、高橋尚子さんが、国旗を運び込むベアラーチーム6人の中のひとりとして、国旗を右手で支えて先頭を歩く大役を務めました。高橋尚子さんは、2017年12月、いわき市で開催したランニング・クリニックに出演。市民ランナーと一緒に汗を流しました。
2017年12月、福島県いわき市を訪れた高橋尚子さん。プロランニングコーチの金哲彦さんとふたりで、笑顔の指導。
また、サッカー女子チームの日本代表監督を務めた高倉麻子さんは、2018年7月、いわきPITで開催したトークショーに出演しました。サッカー女子日本代表はベスト8進出と敢闘。高倉さんは、任期満了で、8月末をもって代表監督を退任されています。本当にお疲れさまでした。
2018年7月、福島県のいわきPITを訪れた高倉麻子さん。ピッチの勝負師は、ご覧の通り素敵な笑顔の持ち主でした。
撮影:Suzuki Jouji
続いてパラリンピック。まず、最高のサプライズだったのが、パラリンピック開会式での布袋寅泰さんの登場でした。布袋さんは、2016年8月、福島県いわき市では地元高校生のバンドクリニックに、続く岩手県釜石市ではトークショーに連続出演しています。パラリンピック開会式の魂のロックンロール、しびれました。
2016年8月、福島県いわき市と岩手県釜石市を訪れた布袋寅泰さん。中・高校生のバンドキッズに注いだ温かい眼差し。
撮影:山本倫子
車いすラグビーの最年少メンバー、橋本勝也さんは、2019年3月に福島県いわき市で開催した、パラアスリート応援イベントの出演者。パラリンピックでの車いすラグビー日本代表チームは、見事銅メダルを獲得しました。橋本さんは、この競技の日本代表で、間違いなく次代を担うエースです。
2019年4月、福島県いわき市を訪れた橋本勝也さん(中)と豊島英さん(右)。会場に向かうバスで、乙武洋匡さんと談笑中。
撮影:Suzuki Jouji
車いすバスケットボール男子の豊島英さんは、2019年3月のいわきでのパラアスリート応援イベントで、車いすラグビー・橋本勝也さんとともに登板。チームメイトの藤本怜央さんは、2019年8月、宮城県仙台市で行った同じ企画の第2弾に、また、車いすバスケットボール女子の萩野真世さんは、2019年12月、岩手県釜石市での第3弾企画に、それぞれ来場しました。バスケットボール男子チームは、最強国アメリカをあと一歩まで追い詰めた殊勲の銀メダル、女子チームは6位入賞の快進撃でした。
2019年8月、宮城県仙台市を訪れた藤本怜央さん(右から2人目)。開演前のひととき、出演者全員でニッコリの記念撮影。
撮影:Naoto Kita
2019年12月、岩手県釜石市を訪れた萩野真世さん(左から2人目)。イベント終了後、チーム練習がある仙台へ、自ら車で。
撮影:⻄条佳泰/Grafica Inc
イベントの当日、「目標は?」との問いかけに、豊島英さんも藤本怜央さんも「金メダル」と即答していたことを思い出します。萩野選手の答えは、静かに、しかしきっぱりと「メダル獲得」でした。3人の目標は、あともう少しで手の届くところにありました。夢はかないませんでしたが、未来に向けての宿題を、心から応援したいと思います。
チームスマイルのイベント出演アーティストが大活躍したTOKYO2020。激動の夏は、終わりました。ここにご紹介した7名のすばらしいパフォーマンスに対して、もう一度、ありったけの拍手を贈ります。
最後に、パラリンピックへの出場はありませんでしたが、2019年のパラアスリート応援企画には、パラ陸上・投てきの齋藤由希子さん、パラ水泳の村田奈々さん、パラテコンドーの伊藤力さんも出演しました。また、3回のパラ企画のすべてで、選手へのインタビュアーを、文筆家の乙武洋匡さんが務めました。こちらの4名の方にも、同じ思いの拍手を捧げます。
一般社団法人チームスマイル