2024年度決算のQ&Aを掲載しました

2025年05月15日

IR情報

Q:なぜ、期初の業績予想を大きく上回る利益となっているのですか。(2025.5.15)

A:2024年度は、集客エンタテインメント市場の急速な回復と拡大が背景にあります。イベント開催数の増加に加え、大規模会場での公演や大型興行が相次ぎ、動員数・チケット単価ともに上昇しており、特に音楽・スポーツ・フェスなどの主催事業およびチケット販売が、想定以上に上回り、大きく伸長しました。
また、システム運用費やセキュリティ対策コスト、外注費、資材費・人件費・物流費などのコスト増加にも直面しましたが、対策として2006年以来初めて「チケットぴあ」サービス利用料の一部を改定しています。これにより、チケット販売の急伸も相まって、収益性も改善され、営業利益・経常利益・当期純利益のいずれも前期を大きく上回り、過去最高益を記録することとなりました。

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Q:これだけの利益が出れば累損も解消するかと思いますが、復配はいつ、どのくらいになるのでしょうか。(2025.5.15)

A:2024年度は、期初想定を大幅に上回る業績を達成したものの、コロナ禍の影響による多額の累損の解消までには至らず、誠に遺憾ながら当期の配当については無配とさせて頂かざるをえない状況ですが、2025年度中の累損一掃と復配の実現を目指します。次期配当予想は、現時点では1株当たり10円とします。

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Q:3ヶ年の中期経営計画は、予定どおりに進捗していますか。(2025.5.15)

A:初中期経営計画の2年目である2024年度は、基幹事業であるチケッティング事業、興行の企画主催事業、ホール・アリーナの運営事業の拡大に加え、周辺領域のメディアコンテンツ事業や「ぴあカード」会員事業も利益幅を拡大しました。また、集客エンタメ市場の活発な動きが加速し、イベントのチケット販売が好調に推移。さらに「デジタルメディア・データマーケティング事業」「ホスピタリティ事業」「グローバル・イベント事業」等の新規事業への投資効果が現れ始めたことで、2024年度は当初予測を上回る形で過去最高益となり、中期経営計画も達成の見通しです。
2025年度は、興行の企画主催事業やヴェニュー事業、カード会員事業等の拡大により、従来のチケット販売に依存した事業基盤からの脱却を図るとともに、新規事業・サービスの収益化を進め、その後の持続的成長が可能な事業構造への変身を実現します。そして、「感動のライフラインの構築」を目標に据え、総合エンタメ企業としてのブランディングを進めます。同時に、従業員の給与アップ、やりがいの向上や働き方改革を進め、コミュニティの活性化と生産性向上を図ることで、企業価値の最大化を目指します。

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Q:どのようなイベントや商品が、利益を上げているのですか。(2025.5.15)

A:

利益に貢献した主なイベントや商品は次のとおりです。

<イベント(当社主催事業含む)

SODA presents Battle of Rock Mission of 7 MEN 侍~

MUSIC BANK FES

・プロ野球公式戦/サッカーJリーグ/大相撲

・リポビタンDチャレンジカップ/FIFAワールドカップ26アジア最終予選

Mr.Children/福山雅治/Mrs.GREEN APPLEVaundy/椎名林檎/YUKI

ONE OK ROCKUVERworld/ずっと真夜中でいいのに。/Perfume

Creepy Nuts/槇原敬之/松田聖子

NewJeansKep1erNiziUStray KidsZEROBASEONE

Maroon5/Oasis

Endless SHOCK/劇団新感線

・キヨの東キヨドーム in TOKYO DOME

・パンのフェス/おやつ市場

<メディア商品>

・「森のカフェと緑のレストラン」シリーズ

・「ぴあMUSIC COMPLEX SPECIAL EDITION3Mrs. GREEN APPLE~」

・「ジェイソン流お金の稼ぎ方」「()増やし方」

・「不可能を可能にする大谷翔平120の思考」

・「栗山英樹の思考 若者たちを世界一に導いた名監督の言葉」

・「大阪・関西万博ぴあ」

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