2024年度決算のお知らせ
2025年05月15日
ぴあグループは本日、2024年度の決算発表を行いました。
<当社グループの2024年度の業績>
・連結売上高 453億62百万円(対前年同期比114.6%)
・営業利益 26億36百万円(対前年同期比217.9%)
・経常利益 23億78百万円(対前年同期比257.8%)
・親会社株主に帰属する当期純利益 15億91百万円(対前年同期比142.3%)
新たな中期経営計画(2023~2025年度)の2年目となる当連結会計年度における当社グループの連結業績は、当連結会計年度における当社グループの連結業績は、音楽・演劇・スポーツ・夏フェス等の大型興行の企画・主催、集客イベントのチケット販売、チケッティングビジネスを核としたソリューション事業やぴあカード会員事業の拡大、当社保有の「ぴあアリーナMM」の堅調な稼働率等を追い風に、取扱高ベースでの売上は2,700億円規模となり、連結会計年度での過去最高水準となりました。
一方、数年来にわたるシステム運用費やセキュリティ対応コスト・取引先への外払手数料の増大、資材費や物流費・人件費等の高騰に対応するべく、昨年10月より、2006年のチケットぴあサービス利用料の導入以来初めて、一部料金の改訂を実施しました。
また、中期経営計画に掲げた「デジタルメディア・データマーケティング事業」、「ホスピタリティ事業(VIP向け高付加価値チケットの販売)」、「グローバル・イベント事業(万博等の国際的イベントのチケッティング業務受託や、エンタメコンテンツの輸出入事業)」等、新規事業への戦略的投資の成果も表出し始めています。こうした新規事業投資、給与アップを含めた人的資本投資、その他経営コストの増加を吸収する形で、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益は、いずれも前期実績を大幅に上回り、過去最高益を更新しました。
以上の結果、当社グループの当連結会計年度の業績は、連結売上高453億62百万円(対前年同期比114.6%)、営業利益26億36百万円(対前年同期比217.9%)、経常利益23億78百万円(対前年同期比257.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益15億91百万円(対前年同期比142.3%)となり、中期経営計画の目標値である営業利益14億円を大幅に上回る達成となりました。
中期経営計画の最終年度である2025年度(2026年3月期)は、基幹事業については特に、周辺ビジネスの拡大や収益モデルの改善、新規事業においては、「大阪・関西万博」「世界陸上」のチケッティング受託事業の完遂を目指します。また、ホスピタリティ事業のビジネスモデルの定着と事業機会の拡大、デジタルメディア・データマーケティング事業の着実な伸張も含め、業績では売上高470億円(対前年度比103.6%)、営業利益34億円(同129.0%)、経常利益32億円(同134.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益23億円(同144.5%)を想定しております。
当期の配当につきましては、2024年度は、期初想定を大幅に上回る業績を達成したものの、コロナ禍の影響による多額の累損の解消までには至らず、誠に遺憾ながら当期の配当については無配とさせて頂かざるをえない状況も、2025年度中の累損一掃と復配の実現を目指す。次期配当予想は、現時点では1株当たり10円とします。
利益配分については、2017年度より、「配当政策」「自己株式の取得」「株主優待」の総還元性向40%を目安とし、連結での配当性向は、同じく30%を目安に設定しています。
詳細につきましては、下記より、決算短信、決算補足説明資料をご参照ください。
- 詳細は決算短信をご覧ください(PDF:558.1KB)PDF
- 決算補足説明資料はこちら(PDF:6072.8KB)PDF
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