2019年ライブエンタメ市場は6,000億円を突破し過去最高を記録するも、コロナ禍の影響は甚大と試算/ぴあ総研が2019年調査結果(確定値)を公表

2020年09月18日

ぴあ総研が、ライブ・エンタテインメント調査委員会からの委託を受けて実施しましたライブ・エンタテインメント市場規模の調査結果(確定値)を公表しました。6月30日に公表しました速報値からの変更はありません。

今回公表しました2019年(暦年)のライブ・エンタテインメント市場規模(確定値)は、統計を開始した2000年以降で最高の6,295億円(前年比7.4%増)を記録しました。しかし、2020年には新型コロナウイルス感染症拡大による開催自粛が、好調な成長に急ブレーキをかける模様です。
*ライブ・エンタテインメント市場規模=音楽コンサートとステージでのパフォーマンスイベントのチケット推計販売額合計と定義。

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■音楽市場について
2019年の音楽市場規模は4,237億円(前年比9.4%増)と推計されます。公演回数、動員数ともに前年比増で成長トレンドを維持しました。音楽市場の大半を占めるポップス分野におけるドーム・アリーナによる市場牽引に加え、ポップスの1公演当たりの動員数の増加や新たなライブ会場の整備も影響し、堅調な推移を続けました。

■ステージ市場について
2019年のステージ市場規模は2,058億円(前年比3.6%増)と推計されます。ミュージカル、演劇、バレエ/ダンスの3ジャンルで前年の市場規模を上回りました。また、ほぼすべての会場規模でステージ公演回数が増加、1公演当たりの動員数もこの3年間の横ばい推移を続けるなどして2019年も安定した市場を保ちました。

■2020年の市場規模の試算について(2020年7月時点試算)
新型コロナウイルス感染症拡大により、今年2月以降、数多くの公演が開催中止や延期となり、ライブ・エンタテインメント市場は大幅な縮小を余儀なくされました。非常事態宣言解除後も、収容人数や収容率の制限など自粛緩和は段階的であることなどから、市場の回復は緩慢なものとなることが想定されます。現時点でこれらの影響を複合的に考慮すると、2020年のライブ・エンタテインメント市場規模は1,836億円と試算され、過去最高を更新した2019年から一転、3割にも満たない水準になるとみられます。

■本調査結果のサマリーはこちら
市場規模、公演回数、動員数についての2010年からの推移をまとめています。

■電子書籍『2020ライブ・エンタテインメント白書(レポート編)』発行概要
刊行:2020年9月18日
予価:20,000円(税別)
発行:ライブ・エンタテインメント調査委員会
販売サイト:kindle、kobo、bookstoreほか

■『2020 ライブ・エンタテインメント白書(データ編)』データダウンロード
詳細分析につきましては、以下サイトにてデータ販売予定です(9月下旬~)。
http://live-entertainment-whitepaper.jp/


【本ライブ・エンタテインメント市場調査について】
ライブ・エンタテインメント市場を客観的に評価する市場規模や動員数等のデータがほとんどないという状況を受けて、ぴあ総研が2000年から推計をスタートしたものです。2011年からは、その主旨に賛同する業界団体・企業によって構成される「ライブ・エンタテインメント調査委員会」が同調査の実施を引き継ぎ、ぴあ総研が同委員会から委託を請けて行っております。日本で唯一のライブ・エンタテインメント市場全体を捉える統計調査として信頼をいただいています。

【ライブ・エンタテインメント調査委員会の参画団体・企業】
一般社団法人 日本音楽事業者協会
一般社団法人 日本音楽制作者連盟
一般社団法人 コンサートプロモーターズ協会
一般社団法人 日本音楽出版社協会
一般社団法人 日本音楽著作権協会
公益社団法人 日本演劇興行協会
株式会社 電通
株式会社 博報堂
株式会社 博報堂DYメディアパートナーズ
ぴあ 株式会社
株式会社 ローソンエンタテインメント
株式会社 イープラス
コミュニティ・ネットワーク 株式会社

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