都築 ちひろ(つづき ちひろ)
事業企画室分析ユニット
データの分析を、ぴあで扱う全てのサービスに還元したい
ぴあに集まる様々な“ビックデータ”の分析
- 現在の担当業務について
- ぴあでは年間約15万公演、6,500万枚のチケットを販売しており、様々なエンタテインメントジャンルのデータが蓄積されています。私が担当している部門では、このようなチケットの購買データや、興行データなどのいわゆる“ビックデータ”を分析して、企画営業やプロモーションへのデータ提供や、チケット以外の事業、たとえば出版などのコンテンツビジネスにも活かしていく仕事をしています。1つの興行をとってみても、お客様の年代や、チケットの売れ方、同じお客様が他にどのようなジャンルや公演のチケットを購入いただいているのかなど様々な視点があり、そのようなデータをビジネスに活かすための分析全般を担当しています。
- また、私は子育てをしながらチームのリーダーを務めています。ぴあでは、子育てをしている社員は働き方を「時短」「定時まで」「これまでどおり」の中から選択することができるのですが、私は「定時まで」を選んでいます。他にもメンバーで子育てをしている社員もいますし、そのような時間の制約がある中で、チームメンバーの特徴や役割を意識しながら、最大限のパフォーマンスを発揮していくという視点を大切にしてチーム運営を行っています。
- ぴあに入社した理由
- 文学部出身で、大学時代はオーケストラに所属していたので、エンタテインメントには親和性があったということと、本や雑誌が好きだったので出版という視点から、ぴあに出会い、入社しました。
ジョブローテーションでこれまでに3つの部門を経験
- これまでのキャリア
- ぴあに入社してからこれまで、ジョブローテーションで3つの部門を経験しています。入社して最初の配属は、出版の製作を担当する部門でした。納期に合わせて本を作るという仕事で、コストやスケジュールを、適正かつ安全に管理をしていくという仕事です。こちらを2年経験した後、広報に異動となりました。広報では主に社外広報を担当して、ぴあが取り組んでいるビジネスや新サービスについて世の中に伝えていくという仕事です。こちらも2年担当した後に、現在のデータ分析のチームに配属となりました。当時は、ぴあの中でもデータ分析はまだ開発されておらず、まさに“立ち上げ”から今日まで、ずっと分析という仕事に携わっています。現在の仕事はエンタメを扱うビジネスをするぴあにとって、全ての部門に還元できる業務なので、これまで出版・コーポレート・チケットと、違う分野での経験ができたことで、社内外の人間関係も広くなり、全社の知見を持つことができたという点から、これまでのキャリアが今に生きていると感じています。
子供がいても色々なチャンスをもらえる
- ぴあの社風
- ぴあで働いている人は、真面目な人が多いという印象があります。真面目、というのも色々な側面があるかと思いますが、真摯に仕事と向かっている人が多いという方が合っているかもしれません。仕事で何かが起きた時に、当事者意識をもってきちんと向き合う、責任感が強い人たちが多いなと感じます。
- また、私のように子供がいても色々なチャンスをもらえる会社でもあります。様々な部門からの相談も含めて、色々なところから声をかけてもらえますし、良い意味で、子供がいるからという遠慮はなく対等にチャンスをいただけています。一方で、私には子供のお迎えもあり時間の制限はあるので、仕事を家庭を両立することは簡単ではありませんし、それなりに覚悟も必要ですが、限られた時間で最大限の成果を発揮して、そこから生まれる成果をきちんと認めてもらえる環境だと感じています。
- 今後の夢ややりたいこと
- 新しいビジネスを始める時や、これまでの事業を改善していく時に、まずは“データを参考にする”ということを当たり前にしていきたいです。ひとつひとつの興行に活かすこともそうですが、ぴあで扱う全てのサービスに還元をしていきたいと考えています。そうすることで、後々のぴあという会社を大きくすることにもつながります。また、私の部門は直接的に売上を上げる部門ではないので、今の自分たちの仕事が何の役に立っているのか、ということを強く意識しています。仕事をして対価をいただいている以上、それに見合った成果をこれからも出し続けていきたいです。
- ※内容は取材時のものです。
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