事業紹介

ぴあグループは、音楽・スポーツ・演劇・映画・各種イベントのチケット販売を柱に、ライブ・エンタテインメント領域において幅広く事業を展開しています。【コンテンツ制作】【チケット流通システム】【ヴェニューネットワーク】【メディア創出】【ぴあのコミュニティ】【将来を担う文化人材の育成と、サステナブルな文化環境の整備】の6つを連携させ、業界(作り手=興行主催者、コンテンツホルダーなど)とエンドユーザー(受け手=観客、ファンetc)の皆さまを一気通貫に結ぶ、さまざまなサービスを提供しています。生命や生活を維持するためのライフラインに、21世紀は「感動」が加わります。
エンタテインメントによる感動は、ひとりひとりが毎日を生き生きと暮らすための、いわば「酸素」 のようなものだと私たちは考えています。 当グループでは、それらの作り手と受け手、 生み出す側と楽しむ側を一気通貫に結ぶサービスを、「感動のライフライン」 と呼んでいます。
コンテンツの創出からプロモーション、チケット流通、ホール・劇場の運営までを一手に担うとともに、コミュニティの醸成、文化や人材の育成、業界へのソリューション、地域の活性化等を通じ、集客エンタテインメント産業全体のサステナビリティ化にも貢献したいと思っています。

「感動のライフライン」の実現 チケット販売, コンテンツビジネス, メディア展開, ソリューションビジネス

【コンテンツ制作】
チケット販売のノウハウやイベント運営などの実績を活かし、興行の主催・出資から、企画・制作までを行うもので、今では年間約250興行、600公演を数えます。昨今では、主要なドームでの大規模イベントや、全国各地の音楽フェスなどの開催も数多く手掛けるようになりました。また、雑誌、書籍、MOOKの刊行や、2018年11月にリリースした「アプリ版ぴあ」をはじめとする各種Webメディアの運営、提携コンビニエンスが発行するフリーペーパーなどの各種媒体の編集などのメディア&プロモーションビジネスを展開することにより、感動のライフライン構築の重要な役割を果たしています。

【チケット流通システム】
当社の根幹を成す事業で、ECサイト「チケットぴあ」と、全国約4万ヶ所の提携コンビニエンスストア、34万人を超えるぴあカード会員事業などを連携させ、約2千万人の「ぴあ会員」に各種チケットを販売しています。また、スポーツ団体や興行主催者、ホール・劇場などにチケット販売システムを提供するとともに、プロモーションや顧客管理戦略の立案などを行うソリューションビジネスも展開しています。2023年からは、高付加価値の感動体験を提供する「ホスピタリティプログラム」の販売も本格的にスタート。加えて、オリンピック・パラリンピックやラグビーW杯、サッカーW杯、万国博覧会、世界陸上など、国際的規模の大型イベントのチケッティング業務の受託も拡大しており、活動の場は世界に広がっています。

【ヴェニューネットワーク】
2020年、約1万人を収容する日本初の民設民営の大規模アリーナ「ぴあアリーナMM」(横浜・みなとみらい地区)の開業により本格的な取り組みをスタートしました。「ぴあアリーナMM」は好調な稼働を続け、週末の貸館予約は来年度末まで埋まる好況です。当アリーナの運営のみならず、 周辺施設や駅構内、 交通機関等と連携した地域ぐるみの街イベントも企画・開催しています。また、ぴあ所有の 「豊洲PIT」「仙台PIT」に加え、 2026年に開業を予定している東京駅前・八重洲の新劇場は、 立地の良さや収容規模などに高い前評判をいただいています。ぴあグループではこれからも各地に多様な会場を持ち、「感動のライフライン」の拡大を進めていきたい考えです。

【メディア創出】
ぴあは年間約250興行・600公演を企画・主催しており、これらのイベントと連携して、雑誌・書籍・MOOKの刊行や、Webメディア、提携コンビニで配布するフリーペーパーの編集も行っています。
また、「アプリ版ぴあ」などスマホ・ウェブ媒体の運営を通じて、デジタルメディア上での情報発信にも力を入れています。イベントを単なる興行で終わらせず、事前から事後までのメディアを通じてコンテンツ体験を拡張しており、たとえば、雑誌やアプリで特集記事を組むことで、ユーザーは「偶然の出会い」や「発見」を得られる設計になっています 。

【ぴあのコミュニティ】
日本最大のチケットエージェントであるぴあの会員数は2千万人に達し、 約4万社に及ぶ主催者様のチケットを販売しています。 また、 ぴあならではのサービスを提供する「ぴあカード」会員は34万人に達し、サービス開始から7年目を迎えた アプリ版「ぴあ」のダウンロード数も185万を超えました。 2024年からは、日本航空のマイレージ会員様向けにエンタテインメント体験を促進するサービスをスタートするなど、様々なコミュニティにおいて 「感動のライフライン」を繋いでいます。

【将来を担う文化人材の育成と、サステナブルな文化環境の整備】
半世紀にわたって、映画界における新しい才能の発見と育成を目指す「PFF(ぴあフィルムフェスティバル)」の開催を続けてきました。また、エンタテインメント活動を通じた東日本大震災の復興支援プロジェクト「チームスマイル」(2023年に終了)、エンタテインメント業界の継続的な市場調査・分析を行う「ぴあ総研」、スポーツビジネスの専門人材を育てる「ぴあスポーツビジネスプログラム」などの社会貢献活動を継続することで、「感動のライフライン」を底支えする社会の公器としての役割も担っています。

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