ぴあの業績
個人投資家のみなさまに、ぴあをより深くご理解いただくための情報をわかりやすくご紹介いたします。
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業績と見通し
直近の決算情報
【2020年度第3四半期決算】
当第3四半期連結累計期間における当社グループの連結業績は、第2四半期以降、段階的な規制緩和によるスポーツ・演劇ジャンルでの一時的な回復基調に加え、役員報酬の減額や苦渋の決断であった社員等の給与減額等も含む、期初以来断行してきた全社経費の2割以上の縮減策の効果の発出、ならびにライブストリーミング配信事業の強化策等により、赤字幅も漸次減少しました。 なお、資金状況については、前期末からの借入継続、及びチケット売上の回復傾向により、引き続き問題のない水準にて推移中です。中長期的な観点からの財務基盤の強化に向け、自己株式の処分(第三者割当・RS)による自己資本の増強、資本性劣後ローンやシンジケートローン契約の締結による借入金の長期安定化を実現しています。
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※次回の決算発表予定:【2020年度決算】2021年5月
主要な経営指標
売上高
経常利益
当期利益
業績見通し
【2018年度~2020年度・中期経営計画】
①チケット流通事業を基軸としつつ、主催興行ビジネスのさらなる拡充を図り、会場運営事業の立ち上げを進める。結果として、ライブコンテンツの供給からユーザー体験までをトータルに提供できる、ぴあならではのバリューチェーンの成立を目指す。
②2019年のラグビーW杯や、2020年の東京オリンピック・パラリンピックをはじめとする、大規模な国際的イベントのチケッティングオペレーションの成功を通じて、事業領域やビジネスモデルを拡大し、国内外におけるぴあのブランド価値を高める。
③新規事業・サービスの開発を推進するとともに、働き方改革等を通じた生産性の向上を図り、中長期的な事業戦略を策定する。
2018~2020年度の3ヶ年は、上記を骨子として中期経営計画を推進しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、通期の業績予想につきましては、幅をもって想定せざるを得ませんが、現時点では概ね、売上高720億円、営業損失60億円、経常損失60億円、親会社株主に帰属する四半期純損失65億円、の各程度を見込んでおります。
第3四半期までは、集客制限の緩和によるチケット売上の回復に伴い、市場全体も回復傾向にあったものの、感染拡大を受けた集客制限の再延長、再度の緊急事態宣言に伴うイベント開催制限の強化により、第4四半期の1-3月期の業績は、当初の目論見を下回る着地を避けられない見通しです。GoToイベントやJ-LODLive等による支援策は実効性に乏しく、業界全体に対する早急な支援・助成が求められる状況となっています。
【連結PL】 | 通期 | |
---|---|---|
2019年度実績 | 2020年度予想 | |
売上高 | 163,204 | 72,000 |
営業利益 | 1,104 | ▲6,000 |
経常利益 | 1,110 | ▲6,000 |
当期利益 | 121 | ▲6,500 |