2.5次元ミュージカル市場、ウィズコロナのもと過去最高の239億円を記録/ぴあ総研が2021年の調査結果を公表

2022年10月05日

CSR活動 ライブ・エンタメ市場 ステージ関連

ぴあ総研が、2.5次元ミュージカル市場動向に関する2021年の調査結果を公表しました。
本調査では、2.5次元ミュージカル(日本の2次元の漫画・アニメ・ゲームを原作とする3次元の舞台コンテンツの総称)の公演チケット販売額を推計し、2.5次元ミュージカル市場規模を算出しています。調査結果は、以下のとおりです。
※2021年1月~12月に開催されたイベントが対象。

■2.5次元ミュージカル市場規模推計
2021年の2.5次元ミュージカル市場規模は、前年増減率209.7%増の239億円と推計されます。新型コロナウイルス感染症の影響により、2020年に77億円まで落ち込んだ市場は、他のライブ・エンタテインメントを先導する形で回復に向かい、2021年はコロナ禍前の2019年と比較しても13.5%増と、ウィズコロナのもとで大いに健闘しています。

安定した動員力を持つ「刀剣乱舞-ONLINE-」を原案とする舞台・ミュージカル作品などの人気シリーズ公演に加え、「BANANA FISH」「xxxHOLiC」「北斗の拳」「CITY HUNTER」といった過去に人気を博した名作漫画を原作とした新作公演が増えたことにより、作品や客層にも新たな広がりを見せ、計2,909公演・172作品が上演され、233万人(2020年増減率163.2%増、2019年増減率8.0%減)を動員しました。

■2.5次元ミュージカル市場規模とタイトル数の推移
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なお、ぴあ総研が2000年から継続しているライブ・エンタテインメント市場調査(2.5次元ミュージカル市場含む)は、日本で唯一のライブ・エンタテインメント市場全体を捉える統計調査として信頼をいただいております。

2021年のライブ・エンタテインメント市場全体の調査結果につきましては、『2022 ライブ・エンタテインメント白書』(発行:ライブ・エンタテインメント調査委員会)としてとりまとめ、10月7日(金)に公表予定です。

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