映画情報＆コミュニティサイト「ぴあ映画生活」のレビュー投稿者から選出された審査員による投票で、「シン・ゴジラ」が“ぴあ映画生活ユーザー大賞2016”の大賞に決定しました。

ユーザー大賞では、サイト利用者から選出された約200人の審査員が投票を行い、中間結果として50作品を選出。そこで選ばれた50作品を対象に、改めて審査員による最終投票が行われ、大賞とベスト10が決定しました。

2016年は多くのヒット作や高評価の作品が生まれ、各映画賞で様々な作品が挙がっていますが、本大賞では、自分で料金を払って映画館に足を運び、映画を楽しむユーザーの声や熱が反映される結果になっています。大賞の『シン・ゴジラ』は、ほとんど内容や映像が披露されないまま公開初日を迎えたことで、観客の多くは作品から大きな“衝撃”を受けたようです。

2位には「君の名は。」がランクイン。試写会参加者のコメントがネットを通じて拡散する中で公開初日を迎え、観客に“期待以上”と思わせることで、さらに口コミが拡散し動員が増えていった作品でした。

どちらの作品も、作品を評価する声が集まる一方で、作品を評価しなかったという声があがったり、それに対して作品を擁護する声が出たりと、“絶賛”や“全否定”で埋め尽くされるのではなく、作品を通じて感想のやりとりや議論が起こり、共に盛り上がることの多い作品がランキングの上位を締めており、2017年も引き続き、映画館を出た後も盛り上がることができる作品が評価を集めることになりそうです。

現在、特設ページには最終結果だけでなく、中間結果ベスト50作品、審査員のコメントが掲載されております。

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