2023年度第1四半期決算のお知らせ

IR情報

2023年08月10日

ぴあグループは本日、2023年度第1四半期の決算発表を行いました。

<当社グループの当第1四半期の業績>
・連結売上高 98億75百万円(前年同四半期は売上高75億77百万円)
・営業利益  9億10百万円(前年同四半期は営業利益2億21百万円)
・経常利益  9億21百万円(前年同四半期は経常利益2億6百万円)、
・親会社株主に帰属する四半期純利益 8億95百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益1億92百万円)

当社が事業基盤とする国内レジャー・集客エンタテインメント市場においては、集客制限の撤廃に伴い、ライブ・イベント開催の動きが活発化しており、明らかに復調に転じています。また、これまで抑制されてきたエンタメ活動への反動消費もあり、興行規模の拡大、チケット単価の上昇等により、市場全体が堅調な推移を見せています。

こうした経営環境下、当第1四半期連結累計期間における当社グループの連結業績は、人気アーティストの全国ツアーや来日公演、大規模フェス、プロスポーツの国際大会等の大型案件の発売が集中し、特にインターネット経由でのチケット販売が好調に推移した結果、取扱高ベースでの売上は650億円規模となり、四半期単位では過去最高の水準となりました。出版商品や主催事業、ぴあアリーナMMの稼働率が堅調だったことも伴い、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益の全てにおいて、過去最高益を達成しています。

2024年3月期の業績予想につきましては、新たな中期経営計画(2023年度~2025年度)の初年度として、基幹事業群(チケット流通を中核としたバリューチェーン事業)は前述の通り堅調に推移していますが、新規事業群(ホスピタリティ事業他)においては初期投資段階にあり、新規案件の受託や各取引先との提携を通じた準備過程にあります。また、反動消費の揺り戻し、大阪・関西万博の券売に伴う諸費用の発生が見込まれることなどから、現時点で通期の業績数値を見通し難いため、2023年5月11日に公表しました予想数値に変更はございません。

また、営業キャッシュ・フローは着実に好転しており、現預金残高も347億円を超える水準となっています。