2020年度第3四半期決算のQ&Aを掲載しました

IR情報

2021年02月12日

Q:財務状況について教えてください。(2021.2.12)
A:キャッシュ残高は、前期末からの借入継続、及びチケット売上の回復傾向により、引き続き問題のない水準にて推移中です。中長期的な観点からの財務基盤の強化に向け、自己株式の処分(第三者割当・RS)による自己資本の増強、資本性劣後ローンやシンジケートローン契約の締結による借入金の長期安定化を実現しています。

Q:2020年度の通期業績の想定について教えてください。配当や株主優待は行われるのでしょうか。(2021.2.12)
A:第3四半期に入り、想定を上回る回復傾向が見られ、イベント開催にかかる規制解除が進むことで、年明け以降も緩やかながらも回復基調を辿っていくものと第2四半期決算開示時点では見込んでおりました。しかし、1月8日からの緊急事態宣言の発出、さらにはその期間の延長により、政府等からの集客イベント開催の規制が再強化され、顧客心理の一段の冷え込みも窺えるなど、遺憾ながら業績回復基調への足取りの停滞を余儀なくされております。
今後の新型コロナウイルス感染状況も見通し難く、通期の業績予想につきましては、現時点では概ね、売上高720億円、営業損失60億円、経常損失60億円、親会社株主に帰属する四半期純損失65億円、の各程度という見込みといたしました。つきましては、上記連結業績予想などを踏まえ、誠に遺憾ながら2021年3月期の配当予想は無配とさせていただきます。別途開示いたしました「連結業績予想及び配当予想(無配)に関するお知らせ」をご参照ください。また、株主優待につきましては、現時点では変更の予定はございません。

Q:2度目の緊急事態宣言の影響について教えてください。(2021.2.12)
A:第3四半期までは、集客制限の緩和によるチケット売上の回復に伴い、市場全体も回復傾向にあったものの、感染拡大を受けた集客制限の再延長、再度の緊急事態宣言に伴うイベント開催制限の強化により、第4四半期の1-3月期の業績は、当初の目論見を下回る着地を避けられない見通しです。GoToイベントやJ-LODLive等による支援策は実効性に乏しく、業界全体に対する早急な支援・助成が求められる状況となっています。