2022年度決算のお知らせ

プレスリリース IR情報

2023年05月11日

ぴあグループは本日、2022年度の決算発表を行いました。

<当社グループの2022年度の業績>

・連結売上高 327億63百万円 (対前年同期比126.8%)
・営業利益  8億20百万円 (前年度は営業損失8億33百万円)
・経常利益  6億円 (前年度は経常損失8億45百万円)
・親会社株主に帰属する当期純利益 14億15百万円 (前年度は親会社株主に帰属する当期純損失11億22百万円)

当連結会計期間における当社グループの連結業績は、コロナ禍の収束に伴い明らかに復調し、特に、下半期は、エンタメ活動への反動消費もあり、音楽公演の全国ツアーや大規模フェス、プロスポーツの国際大会等の大型案件が続々と開催されました。市場回復に加え、公演数の増加、単価の上昇等によりチケット販売も好調でした。また、「ぴあアリーナMM」の稼働率も復調し、出版商品の好調も併せ、旧基準での売上高は2,000億円規模となり、過去最高だった2018年度の1,79969百万円を上回る高水準となりました。

一方、当期は上記のような創業50周年を記念した全国各地の様々なジャンルの主催イベントの開催費用の計上や、チケット販売の回復による各種費用も増加しましたが、最終損益は、営業、経常、当期各損益とも、20221110日に公表済みの業績予想通りに着地し、当期利益は、特別利益等もあり、過去最高益を計上しました。なお、2022年8月には、当社の連結子会社であるぴあネクストスコープ株式会社について、当社保有株式の一部を株式会社朝日新聞社及び日本アジア投資株式会社に譲渡したことに伴う特別利益6億78百万円を計上しております(株式の譲渡に伴い、社名も「ぴあ朝日ネクストスコープ株式会社」に変更されました)

その結果、当社グループの当連結会計年度の業績は、連結売上高32763百万円(対前年同期比126.8)、営業利益8億20百万円(前年度は営業損失8億33百万円)、経常利益6億円(前年度は経常損失8億45百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益1415百万円(前年度は親会社株主に帰属する当期純損失1122百万円)となりました。

2023年度(20243月期)の連結業績については、売上高330億円、営業利益12億円、経常利益10億円、親会社株主に帰属する当期純利益9億円を想定しております。

当期の配当につきましては、2022年度は営業損益の黒字転換を達成したものの、コロナ禍の影響による2期連続の最終損益赤字による累損の解消には至らず、大変遺憾ながら当期配当は無配とさせていただかざるをえない状況です。次期の配当予想については、内部留保を積み上げ、配当可能な諸条件が整った段階で、公表させていただく予定です。今後、基幹事業および新たな事業によって収益基盤を強靭化し、コロナ禍で生じた累損の解消、及び中期経営計画(2025年度)期間中の復配の実現を目指しております。

詳細につきましては、下記より、決算短信、決算補足資料をご参考ください。