「集客エンタメ産業全体の新型コロナ禍によるダメージ」データを更新
2021年05月13日
ぴあ総研は、2月24日に公表した「集客エンタメ産業における、新型コロナ禍によるダメージ」のデータを更新し、公表しました。2020年3月~2021年2月の音楽、演劇、映画、スポーツ、その他の5つのジャンルの売上消失額の年間計、及び2019年1月~12月の市場規模に対する消失割合を速報値として算出しました。
2020年3月~2021年2月の1年間に消失した集客エンタメ市場規模は、2019年1月~12月の約1兆1,400億円と比べマイナス77%にあたる約8,800億円と推計されます。音楽、演劇、映画、スポーツ、その他のすべてのジャンルでいずれも大きく毀損していますが、ジャンル別にみると、特にイベントの人数制限の緩和が遅れている、特に音楽は90%減、スポーツは88%減とさらにダメージが拡大しています。
なお、本データは2021年2月1日に設立された「集客エンタメ産業連絡会」と連携し、算出しているもので、集客エンタメ産業連絡会については、こちらのページをご参照ください。
※「その他」ジャンル=美術展、展覧会、文化イベント、花火大会、プロボクシング、プロレス、ライブビューイング、VR、舞台挨拶等
・対象は、国内で開催され、入場料が必要な、映画・音楽コンサート・演劇・ミュージカル・映画・スポーツ・その他イベント。市場規模は入場料売上のみで物販・飲食・配信・企業協賛等の周辺売上や、観客の移動や消費に伴う交通費や宿泊費、その他の地域経済への波及効果 推計約 10 兆円 は含まれない。
・音楽・演劇等の有料オンライン配信売上448 億円 (2020 年/ぴあ総研調査 )は、上記に含まれていない。
⇒本資料は、こちらよりダウンロードしてください。
- ぴあ総研の各種調査結果はこちら別ウィンドウ