PFFアワード2013審査員特別賞「山守クリップ工場の辺り」ロッテルダム国際映画祭でもグランプリ受賞
2014年02月03日
![『山守クリップ工場の辺り』](/news/assets_c/2014/02/%E5%B1%B1%E5%AE%88%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97%E5%B7%A5%E5%A0%B4%E3%81%AE%E8%BE%BA%E3%82%8A_main-thumb-260xauto-532.jpg)
![グランプリ受賞の池田監督(前列右)(C) 2014 Alex Kai Yokojima](/news/assets_c/2014/02/%E5%8F%97%E8%B3%9E%E5%86%99%E7%9C%9F1-thumb-260xauto-533.jpg)
「第35回PFFぴあフィルムフェスティバル」のコンペティション部門「PFFアワード2013」にて審査員特別賞を受賞した『山守クリップ工場の辺り』(監督:池田暁)が、オランダで開催中のロッテルダム国際映画祭のコンペティション部門「タイガーアワード」にて見事グランプリを受賞しました。同作品は、昨年9月にカナダで行なわれたバンクーバー国際映画祭でのグランプリ受賞に続く快挙となります!
ロッテルダム国際映画祭は、新人監督の登竜門的な存在として知られ、多くの若手映像作家の作品を紹介している映画祭。コンペティション部門「タイガーアワード」は、長編初監督作または第2作に限定されており、過去にはクリストファー・ノーラン監督、橋口亮輔監督らがグランプリを受賞しています。『山守クリップ工場の辺り』は、世界各国から集結した審査員から「精密で無駄を省いた挑戦的作品―この作品は人間の行動における不合理を観察し、詩的な領域に昇華している」と絶賛されるなど、日本国内だけでなく海外からも高い注目を集めています。
同作品は、独特の世界観で、希望もない日々を淡々と生きる人々に起きる些細な出来事を描いたダークファンタジー。4月25日(金)~27日(日)まで開催される第35回PFFの福岡会場にて上映されます。
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