2025年度第1四半期決算のお知らせ

プレスリリース IR情報

2025年08月14日

ぴあグループは本日、2025年度(2026年3月期)第1四半期の決算発表を行いました。

<当社グループの2025年度第1四半期の業績>
・連結売上高 136億67百万円(対前年同期比133.1%)
・営業利益    23億51百万円(対前年同期比353.1%)
・経常利益    23億71百万円(対前年同期比365.2%)
・親会社株主に帰属する四半期純利益 15億64百万円(対前年同期比258.0%)

当社が事業基盤とする国内レジャー・集客エンタテインメント市場は、ライブ・イベント開催の活発な動きが継続し、大規模会場・大型興行の増加、動員数やチケット単価の上昇等により、コロナ禍前を大幅に上回る規模で極めて好況に推移しています(当社シンクタンク・ぴあ総研が発表した「2024年確定値および将来予測値」に詳述)。

こうした経営環境下、中期経営計画(2023~2025年度)の3年目となる当第1四半期連結累計期間における当社グループの連結業績は、来日アーティストの大規模公演、人気グループの全国ツアーをはじめ、大型興行、大規模フェス、プロスポーツ、ミュージカル、レジャー等のチケット販売が好調に推移した結果、取扱高ベースでの売上は850億円を超える規模となり、四半期単位では過去最高の水準となりました。また、大阪・関西万博のチケット販売や関連出版物の収益増もあり、約7%の給与アップを含めた人的資本投資、新規事業への開発投資を吸収する形で、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益のすべてにおいて前期実績を大幅に上回り、期初想定に沿って順調に推移しています。
同時に、昨年10月からのチケットぴあサービス利用料の一部改訂により、コスト構造の改善を図るとともに、デジタル化時代のニーズに伴うセキュリティの強化、次世代に向けたシステム改修を鋭意進めています。

以上の結果、当社グループの当第1四半期連結累計期間は、売上高136億67百万円(対前年同期比133.1%)、営業
利益23億51百万円(対前年同期比353.1%)、経常利益23億71百万円(対前年同期比365.2%)、親会社株主に帰属する
四半期純利益15億64百万円(対前年同期比258.0%)となりました。

2025年度(2026年3月期)の当社業績は、2025515日に公表した予想数値に変更はなく、売上高470億円、営業利益34億円、経常利益32億円、当期純利益23億円を想定しています。今期が最終年度となる中期経営計画は、当初目標を大きく上回る形で達成の見込みです。

2024年度は、期初想定を大幅に上回る業績を達成したものの、累損の解消までには至りませんでしたが、2025年度の第1四半期実績において、かかる累損を一掃し、復配への見通しも高まっております。1株当たり10円とした現時点の配当予想には変更ありません。

なお、利益配分については、2017年度より、「配当政策」「自己株式の取得」「株主優待」の総還元性向40%を目安とし、連結での配当性向は同じく30%を目安に設定しております。

詳細につきましては、下記より、決算短信、決算補足説明資料をご参照ください。