感染症対策ソリューションとして「顔認証入場システム」 「MyPass」を導入/アートフェア「artTNZ」にて実施

プレスリリース

2020年10月14日

ぴあと一般社団法人アート東京は、9月17日~21日まで天王洲で開催されたアートフェア「artTNZ」において、興行における新型コロナウイルス感染拡大防止対策の一環として、「顔認証入場システム」及び「感染症対策ソリューション・MyPass」の導入を行いました。

   アートフェア「artTNZ」:https://arttnz.com/

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◆顔認証入場システム (システム提供:株式会社ロココ)
入場にあたり、事前にすべての来場者に顔写真及び連絡先の登録をしていただき、チケットもぎりの手順を省略したウォークスルー形式の入場を行うことで、「非接触入場」を実現しつつ、会期終了後も来場者を特定し、直接のご連絡が可能な環境を作りました。
初めての取り組みにも関わらず、事前登録率も非常に高く、スムーズにご入場いただくことができました。今後も非接触入場と来場者の特定を目的としながら、アフターコロナのあるべきゲーティングを模索してまいります。

  手ぶら顔認証「AUTH thru」:https://www.rococo.co.jp/solution/auth/thru/

◆感染症対策ソリューション「MyPass」 (システム提供:株式会社アルム)
株式会社アルムの開発する感染症対策ソリューション「MyPass」による大規模イベントにおける新型コロナウイルス感染症対策の実証研究も、同会場にて実施いたしました。

この実証研究は、「MyPass」の感染症リスク管理における有効性を実証することを目的としています。「MyPass」を通じた感染対策のためのデータ収集・研究・社会実装は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)による令和2年度 「ウイルス等感染症対策技術開発事業」に採択された「LINEと連携した新型コロナウイルス感染症自宅・宿泊療養患者向けSpO2測定スマホアプリモニタリングシステムの実証研究」(代表機関:株式会社アルム、共同研究機関:東京医科歯科大学 藤原武男教授)の一環として行われました。

【「MyPass」実施の流れ】

イベント前日まで:日々の体調入力と抗体検査の実施

参加者は、健康サポートアプリ「MySOS」をダウンロードし、イベント開催の10日前から体温/症状を入力、バイタル(SpO2、心拍数、呼吸数)を計測し、自宅に送付された抗体検査を自己実施し検査結果の写真をアップロードします。

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健康サポートアプリ「MySOS」

イベント当日:入場判定とPCR検査(一部の人)

「MySOS」に登録された内容を総合的に判断し、一部の方にはイベント当日にPCR検査を受けていただきます。またイベント当日の検温の結果、熱のある方にもPCR検査を行います。 PCR検査は医師の指導のもと、看護師が唾液の採取・検査を実施します。検査には45分ほどかかり、検査結果は「MySOS」で通知します。

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左:サーモグラフィーカメラによる検温、右:唾液によるPCR検査の様子

イベント後:健康相談フォローアップ

イベント後の2週間は、MyPass健康相談チャットで新型コロナウイルス感染症に関する健康相談を医療従事者がお受けします。
さらに、イベント当日またはイベント後2週間以内に新型コロナウイルス陽性者と診断された場合には、一時金をお受け取りいただけます。

本サービスに関する問い合わせ:株式会社アルム チームプラットフォーム部
                  HP: https://www.allm.net/

ぴあは、今後も様々な専門的な外部サービスと連携しながら、安全な環境の中で、安心してライブ・エンタテインメントを楽しんでいただけるよう、できる限りのサポートと準備を行い、一日も早いエンタテインメントの完全復活に向けて尽力してまいります。

[本件に関するお問い合わせ]
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