新型コロナウイルスによるライブ・エンタテインメント業界への影響について、日本記者クラブで会見を行いました

2020年05月29日

5月29日、当社社長・矢内廣は、日本記者クラブ主催の記者会見におきまして、「新型コロナウイルス　～ライブ・エンタテインメント業界は再起できるのか？～」というテーマで、現状の業界の危機的状況や政府による助成・支援策、今後のライブ・エンタテインメントの見通しなどについて見解を述べました。

その際に発表しました、ぴあ総研の調査による「新型コロナウイルスによるライブ・エンタテインメント業界への影響」に関するデータは以下のとおりです。3月24日に発表したデータを更新したものになります。

◆「ライブ・エンタテインメント」とは…
「ライブ・エンタテインメント」の対象とされる興行・試合・イベントとは、国内で開催され、入場料が必要な、音楽コンサート・演劇・ミュージカル・スポーツ・その他のイベントのことである。その年間の市場規模は、2019年の推計で約9,000億円(入場料売上のみで、物販・飲食・配信・企業協賛等の周辺売上は含まず)。

	すでに発生した【精査値※①】（2月～3月）	すでに発生した【確定値】（4月～5月）	今後追加で見込まれる【推計値※②】（6月～来年1月）	合計【推計値】 (2月～来年1月の1年間）
①中止延期等により　売上がゼロ　もしくは減少した　公演・試合の総数	85,000本	113,000本	234,000本	432,000本
②入場できなくなった　観客総数（延べ）	5,600万人	6,500万人	1億800万人	2億2,900万人
③中止延期等により　売上がゼロ　もしくは減少した　公演・試合の　入場料金の総額	1,670億円	1,945億円	3,200億円	6,900億円
年間市場規模　9,000億円に　対する消失割合	19%	22%	36%	累計 77%

（令和2年5月末現在／ぴあ総研調べ）

※①【精査値】とは、月末最終日までの全てを確定値により集計した、精査後の値で計算されたもの。なお、確定値には最終月の中旬以降は見込み値が入っています。
※②【推計値】とは、7月末まで現状の状況が継続、8月以降に段階的に回復するとした場合の成り行き値を算出したものです。

⇒本資料は、こちらよりダウンロードください。

⇒日本記者クラブでの本会見・質疑応答の動画はこちら（日本記者クラブYouTubeチャンネルへ）

・・・・・本件の取材に関するお問い合わせ・・・・・
ぴあ株式会社広報室
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