2024年上半期音楽ポップス興行規模ランキングを公表。上半期トップは「SixTONES」/ぴあ総研

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2024年08月06日

ぴあ総研では、2024年上半期(1~6月)に開催された音楽ポップス公演の興行規模ランキングを公表しました。2024年上半期の1位はSixTONESで50.6万人、2位はKing Gnuで45.0万人、3位はBE:FIRSTで40.1万人となりました。

*コンサート開催会場の規模から割り出した「興行規模」は、実際の「動員数」と一致するものではありませんが、アーティストの動員力を測る指標となります。

1位のSixTONESは、同グループ初の4大ドームツアー全10公演を、2位のKing Gnuは、メジャーデビュー5年目にして5大ドームツアー全9公演を開催しました。3位のBE:FIRSTは、2023年から続いた全国アリーナツアーを、2024年上半期に6会場14公演を行い完走したのに加え、東京・大阪でドーム公演を全4公演を開催しました。

海外アーティストでは、Bruno Marsを筆頭にTOP30に7組のアーティストがランクインしました。ここ数年、興行規模ランキングの上位にランクインする海外アーティストは、K-POPアーティストが大半を占めていましたが、2024年上半期は欧米の人気アーティストがTOP30に3組ランクインしました。ランキング5位のBruno Marsは東京ドームで7日間にわたって連続公演を行い、1995年のローリング・ストーンズが樹立した海外アーティストによる東京ドームでの連続公演記録に肩を並べました。また、22位のTaylor Swiftは、海外女性アーティストでは初の東京ドーム4日間連続公演を成功させました。

海外アーティストに限らず2024年上半期に開催された東京ドーム公演の数は計43公演(音楽ポップスの単独公演)で、これはコロナ禍前の2019年の同期間と比較して1.6倍の数字となり、東京ドーム公演が増えていることが、興行規模ランキングにも変化をもたらしています。

■音楽ポップス興行規模ランキング2024年上半期ランキング:2024年1月~6月souken_ranking20240805.png