ライブ・エンタメ市場規模は、過去最高の8千5百億円超え。2035年には1兆円台に/ぴあ総研が2025年調査結果を公表

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2026年06月17日

~興行の大型化とチケット単価上昇による成長モデルへ~

2025年の国内ライブ・エンタテインメント市場規模(音楽コンサートおよびステージパフォーマンスの推計チケット販売額合計)は8,564億円となり、対前年増減率12.6%増で3年連続の過去最高を更新した。動員数は9,223万人(対前年増減率7.7%増)、公演回数は100,820回(同6.0%増)となり、公演回数は2019年以来となる10万回台となった。

一方で、市場成長の構造には変化がみられる。動員1人あたりの単価は9,286円(同4.5%増)、1公演あたりの平均動員数は915人(同1.7%増)となり、市場規模や動員数は公演回数を上回る伸び率で推移した。大規模アリーナやドーム公演の高稼働、人気IPへの需要集中、VIP席やホスピタリティサービスの拡充などを背景に、市場成長を支える主因は、公演回数の増加から、「興行規模の大型化」と「単価上昇」へと移っている。

また、舞台技術者不足や施設老朽化、中規模ホール不足など供給側の課題は依然として続いており、限られた人材や施設を効率的に活用するため、大規模公演や人気コンテンツへの集中も進んでいる。
今後は、体験価値の向上やホスピタリティの高度化など、一人ひとりの観客が得る価値を高める「高付加価値化」が、市場成長の重要な鍵になると考えられる。

ぴあ総研では、こうした高付加価値化の流れを背景に、国内ライブ・エンタテインメント市場は2035年に1兆1億円規模へ拡大すると予測している。

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