能登災害復興支援に関する、「ぴっけろくまっぴー募金」の途中報告と、ぴあグループからの寄付のご報告
2024年12月12日
令和6年1月の能登半島地震、および令和6年9月の能登半島豪雨において被災された方々に、心よりお見舞いを申し上げます。
ぴあグループでは、東日本大震災の心の復興支援活動「チームスマイル」を通じて、ライフラインの復旧とともに、文化芸術・エンタテインメントやスポーツによる「心の復興支援」の重要性を体感してまいりました。こうした活動にご賛同いただける皆様に向けて、能登災害の復興のために、「ぴっけろくまっぴー募金」と称して、義援金チケットの発売、株主優待を利用した義援金の募集、東京・大阪のぴあオフィスへの募金箱の設置などを推進してまいりました。
その結果、6月30日時点で総額875,858円の義援金をお預かりし、その全額を8月12日に「芸術・文化による災害復興支援ファンド」(企業メセナ協議会主管)へ寄付させていただきました。義援金にご協力いただきました皆様に心より御礼申し上げます。また、これらの募金に加え、ぴあグループより同ファンドへ、300万円の義援金を寄付させていただきました。
今後も、義援金チケットの発売や、ぴあオフィスへの募金箱の設置は継続してまいりますので、どうか引き続きエンタテインメントを愛する皆様のご協力をよろしくお願いいたします。ぴあグループでは、世界の多様な芸術・文化の共存・共生こそが、サステナビリティの根源をなすという考えに基づき、これからも文化芸術・エンタテインメントやスポーツによる、被災地の「心の復興」を支援してまいります。
企業メセナ協議会様より、「ぴっけろくまっぴー募金」にご協力いただいた皆様へメッセージを賜りました。
このたびは公益社団法人企業メセナ協議会が運営する芸術・文化による災害復興支援ファンド「GBFund」(ジービーファンド、G:芸術、B:文化、F:復興/ファンド)にご寄付をいただき誠にありがとうございました。当ファンドは東日本大震災発災をきっかけに、2011年3月23日に弊会が立ち上げた芸術・文化による復興支援ファンドです。災害大国である日本において、その後も甚大な災害が続いたため、災害復興支援を必要とする地域に迅速に対応できる仕組みをつくり現在に至っています。
令和6年元日に発災した能登半島地震においては、1月11日にGBFundの対象災害として認定し、寄付の募集を開始しました。ぴあ株式会社様におかれましては、当ファンドの趣旨にご賛同いただき、芸術文化にかかわる企業として、その特性を活かした支援についてのご提案もいただきご協力を賜りました。いただいた寄付は、(1)被災者・被災地を応援する目的で行われる芸術文化活動、(2)被災地の有形無形の文化資源および文化的景観を再生していく活動へ助成金として分配いたします。現在、活動募集の準備を進めており、来年2025年春には助成金交付を予定しております。
能登半島ではご存じの通り、その後も大きな地震が続き、10月には豪雨災害も発災し、2次災害に及んでいる状況です。まだ困難な環境にいらっしゃる被災された方々も大勢いらっしゃいます。当ファンドを通して引き続きの応援をしてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
最後に、今回のご寄付に対してお心を寄せていただいたすべての皆さまに御礼を申し上げます。
公益社団法人企業メセナ協議会