ライブ参加者の年間チケット費+グッズ購入費は8万円超!/ぴあ総研が調査結果を発表

CSR活動 音楽関連

2019年04月30日

ぴあ総研は、首都圏に住む18歳~69歳の男女を対象に「ライブグッズ」に関するWEBアンケートを実施いたしました。

今回の調査では、首都圏のライブ・エンタテインメント参加者の37.3%、つまり3人に1人以上がグッズを購入しており、その年間購入費は平均22,386円となることがわかりました。グッズ購入者の年間チケット購入費は59,560円と、ライブ・エンタテインメント参加者全体平均(40,682円)を大幅に上回っており、チケット購入費とグッズ購入費を合わせると年間8万円を超える支出をしていることになります。

このチケット購入費とグッズ購入費の合計金額81,946円というのは、総務省「家計調査(2018年)」における「世帯主こづかい」(85,250円)や「菓子類」(83,916円)とほぼ同水準であり、全消費支出の2.4%に相当します(2人以上の世帯、1世帯当たり年間の支出金額平均)。

なお、グッズ購入者が多いジャンルは、現在のライブ・エンタテインメント市場を勢いづけている「アイドル」「韓流、K-pop」「アニソン、声優関連」であり、これらのジャンルへの参加率が高い若年層のグッズ購入が多くなっています。

ライブグッズは、ライブ参加の記念品やお土産としての役割のほかに、アーティストの活動を応援する手段としてや、自分自身がライブをより楽しむためのツールとしての役割も果たすようになってきているようです。それに伴い、グッズ購入方法(タイミング)も多様化しており、「公演当日に会場のグッズ販売所で開演前に購入」する以外に、「事前購入サービスで購入し、公演当日を迎える前に受け取る」などEC利用も多くなっています。

ライブグッズは、ライブ・エンタテインメント参加者の経験価値をより高めるものとして、また、ライブ・エンタテインメントビジネスにおける入場料以外の収入基盤を確立するものとして需給両面から重要度を増しており、進化・多様化が進んでいますが、今回の調査結果からその現状が垣間見えます。


【調査結果サマリ】

① 首都圏のライブ参加者のうち、グッズ購入者は37.3%。ライブ参加者の3人に1人以上がグッズを購入している。グッズ購入者の年間グッズ購入費は1人当たり平均22,386円。

グッズ購入者割合190425.png

② ライブ参加者に占めるグッズ購入者の構成比率が高いジャンルは、「アイドル」(75.4%)、「韓流、K-pop」(65.9%)、「アニソン、声優関連」(59.3%)、「邦楽ロックポップス」(49.8%)。

※「2.5次元ミュージカル*」も88.2%と高いが、2.5次元ミュージカル参加者のサンプル数が30未満のため、参考値とする。

グッズ調査_グラフ.png

「ライブグッズ購入者の性別・年代」「グッズの購入理由」「グッズの購入タイミング・方法」などの調査結果については、こちらのレポートをご覧ください。

【調査概要】

●調査対象: 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県在住の18歳~69歳男女
       過去1年間に1回以上、実際の会場で音楽あるいはステージ分野の
       生の公演(ライブ)に参加した人
有効回答数: 916サンプル
調査期間: 2019年1月25日~1月28日
調査方法:インターネット調査 ㈱インテージへ委託

【ぴあ総研について】 

研究領域をエンタテインメント分野に特化し、ぴあに日々集積するエンタテインメント情報のデータベースと、これまで培ってきたネットワークを通じた情報収集によって、当該領域の特徴と動きを定量・定性両面から研究・発信しています。