社員紹介

西田 知佳(にしだ はるか) 2008年 新卒入社 ライブ・クリエイティブ事業局 ライブ・クリエイティブニ部 西田 知佳(にしだ はるか) 2008年 新卒入社 ライブ・クリエイティブ事業局 ライブ・クリエイティブニ部

西田 知佳(にしだ はるか) ライブ・クリエイティブ事業局 ライブ・クリエイティブニ部 興行のゼロからフィニッシュまで携わる仕事

新しいエンタテインメントを模索する日々

現在の担当業務について
興行を創り出す仕事をしています。やりたいステージやイベントを考え、会場を押さえ、ぴあ自らが興行主になり、プロモーションを展開し、チケットを販売して、興行を成功させる、というエンタテインメントのゼロからフィニッシュまでを手がけます。
印象に残っているプロジェクト
以前ニューヨークで、観客が仮面をつけて廃ホテルを歩くという観客参加型のエンタテインメント「スリープ・ノー・モア」を体験し、「こういうイベントを日本独自でやってみたい!」と思いました。観客が席に座って観劇するのではなく回遊しながら楽しめる会場として空き倉庫を探しだし、演出家や演者をキャスティング。2017年に「SAFARING THE NIGHT サファリング・ザ・ナイト」という体験型演劇興行を開催することができました。何もないところから自分で新しいエンタテインメントを創り出すのは大変なことですが、とてもエキサイティングでやりがいのあるプロジェクトでした。
これまでのキャリア
入社直後は情報票券推進室という部署で仕事をしていました。「票券」というのはチケット業務独特の専門的な仕事で、チケット販売を行うために、専用のシステムに公演内容の情報入力を行い、在庫を管理する業務です。そのシステムのマニュアル作りを担当しました。その後はチケットの仕入れ営業として、演劇と韓流ジャンルを担当。興行主にチケットをぴあで販売させてもらえるよう交渉し、宣伝戦略なども考えるという仕事です。大小100公演くらいを並行して動かしながら、日々たくさんの劇場や事務所などを回っていました。その当時に知り合った方々との関係は現在の制作の仕事にも活きています。

学生時代はずっと演者側でした

ぴあに入社した理由
小学生の頃から演劇をやっていました。高校ではダンス部で踊りながら、地域の演劇プロジェクトに参加。その時の演出家に可愛がってもらい、いろんなことを学びました。演劇を学べる大学に進み、大学生の頃から事務所にも所属。演者として舞台に立っていました。ただ、その事務所が「演者も演じるだけでなく舞台をつくる仕事にも携わる」という方針だったので制作にも関わっていました。就職活動の時期を迎えた頃、「新卒で就職してこそ知ることができる世界がある。社会をまず知ろう」と決意をし、就職を考え始めました。そして偶然、大学でセミナーを開催していたぴあと出会ったのです。たまたま授業の空き時間だったので出席してみたことが、今につながっています。
ぴあの社風や人
エンタメ好きな人が多いのはもちろんのこと、自分でやりたいことを持っている人がいっぱいいます。部署にもよりますが、誰かの指示を待っているだけではダメで、自発的な想いを持っていることはマストだと思います。ぴあは若くても個人にまかせてもらえる領域が広いのが魅力です。

エンタテインメント業界における「ぴあ」というブランド力

今後の夢ややりたいこと
新しいジャンルや新しい作品分野を開拓し、これまでにない1ジャンルをつくることが理想です。今は「SAFARING THE NIGHT サファリング・ザ・ナイト」のような「イマーシブ(没入型)シアター」と呼ばれている体験型作品にとても興味があり、可能性も感じているので、そこを追究していきたいと思っています。
この業界で働き始めて感じるのは、『ぴあ』という情報誌に愛着のある業界人が多いということ。「ぴあはよく読んでいたよ」と語ってくれたり一肌脱いでくれたりする人に出会います。また、チケット販売を通じて得られる圧倒的なデータやノウハウがあり、それらを活かしながら新しいエンタメを考えていけるのはこの会社ならではだと思います。さらに「豊洲PIT」を始めとする各地のPIT会場に加え「ぴあアリーナMM」も2020年春に誕生するので、自社で会場をもっている強みもあります。他の会社ではなかなか真似できないカードが揃っているぴあで、一緒に新しいことを生み出していきましょう!
※内容は取材時のものです。

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